QRコードは、専用のソフトをインストールしなくても、オンラインの無料ジェネレーターを使えば数分で作れます。ただし、種類の選び方や色の設定を誤ると、読み取れないコードになってしまいます。この記事では、パソコンでもスマートフォンでも使える、失敗しない作成手順を順を追って解説します。
手順1 用途に合った種類を選ぶ
まず「何のために作るのか」を決めます。URLならサイトへの誘導、テキストならメモの共有、WiFiなら接続情報の受け渡し、vCardなら名刺代わり、というように、種類ごとに読み取り後の動きが変わります。会計や支払いに使う決済用のコードは、決済サービスの発行元が用意したものを使うのが基本です。迷ったらURL形式を選んでおくと、あとから内容を差し替えやすいのでおすすめです。
手順2 内容を入力する
選んだ種類の入力欄に、案内したい情報を入力または貼り付けます。URLならhttps://から始まる完全な形式で入力し、余計な空白が混ざらないよう注意しましょう。
- URLは短いほどマス目が粗くなり、読み取りやすくなる
- 改行や全角スペースが混入していないか確認する
- 文字数が多いとコードが細かくなるため、長い文章は避ける
日本語や記号を含む内容もそのまま入力して問題ありません。
手順3 色とサイズを調整する
見た目を整える段階です。ただし、装飾は読み取りやすさを犠牲にしてはいけません。
- コードと背景は濃い色と白の組み合わせを基本にする
- コントラストを十分に取り、薄い色同士の組み合わせは避ける
- 印刷するなら余白を広めに確保する
色を反転させると一部のアプリで読み取れなくなることがあるため、注意してください。
手順4 PNGかSVGで保存する
保存形式は用途で選びます。PNGは画像として扱いやすく、SNSや資料への貼り付けに向きます。SVGは拡大しても劣化しないため、看板や大判印刷に適しています。名刺など小さく印刷する場合は、解像度の目安として一辺300ピクセル以上を確保しましょう。
印刷する前に必ずテストする
作りっぱなしにせず、実際に複数の端末で読み取って確認することが大切です。パソコンの画面で読めても、印刷すると反射や汚れの影響で読めないことがあります。詳しい確認項目はテストチェックリストにまとめているので、配布前にぜひ確認してください。中央に画像を入れたい場合は、画像融合QRコードの解説も参考になります。